カフェド萌にて


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2018.4.14

岡山県笠岡市のカフェド萌でライブ。
そういえば今回のツアーは岩国、笠岡、米子
と県境ばかり。
季節も境目で、新緑の勢いがすごいところもあれば、まだ桜が残っているところもあったり。旅をしてると時々時間を巻き戻したような感覚になることもある。
自分の暮らしもちょうどなにかを跨ごうとしている時かもしれない。

はじめて電話したとき「うちはお客さん呼ばんから、近くに来ることあったらまずは一回遊びに来てごらん」といったカフェド萌のせっちゃん。
去年の12月に立ち寄って、店内の雰囲気とせっちゃんの空気に圧倒されて、まるで最初から決まっていたみたいに萌でライブさせてもらうことになった。

高田渡さんのチャージより高くしないというポリシーで、ぼくもまずは1,500円ドリンク付きからスタート。

しかし笠岡には知り合いもいないし、できるだけ声はかけてみたものの結局お客さんは大人3人とこどもひとり。

岡山でライブのとき、よく来てくれるご家族の小さなおんなのこ。いつも最後まで集中して聴いてくれる。たのしい曲の時は本当に抑えられないというふうにからだすべてで反応して。
萌は朝からオープンしているので、早く来たお客さんには公開リハーサルになるんだけど、そのご家族がきのうはリハーサルからずっと観ていてくれた。
「たま」が好きだというまだ5歳の彼女がぼくを見上げて、その小さな顔で受け止めきれなくなって涙をぽろぽろこぼしていた。
ぼくは彼女くらい純粋に歌えているんだろうか?とにかく一生懸命うたおうと思った。

ライブはまるで30人くらいいるみたいな盛り上がりだった。ひとりひとりの気持ちでお店は満員。
いくら盛り上がっても、お店には迷惑をかけてしまったけど、せっちゃんも最後まで真剣に聴いてくれた。コップの水が減ったらなくなる前に注いでくれる気配りで。

笠岡という小さな街で、一年に150本もライブをしている萌。全部ミュージシャンからのお願いでライブが決まっている。
「うちはお客さん呼ばんよ」と言っていたけどたくさん宣伝してくれた。
でも150本のライブみんな大事だから「今日はいいから来て」というような誘い方はできないということだ。
地元のお客さんには会えなかったけど、聴くプロのせっちゃんに聴いてもらえて、「またおいで」といってもらえた。

「他でいくらでやってようが、うちでは関係ない。」萌はせっちゃんの店というより、国だ。いつかせっちゃんが2,000円でやろうと言ってくれたら、それは金額以上に勲章をもらったようなうれしさなんだと思う。

ごはんも食べさせてくれて、ちょっと実家に帰ったような気持ち。せっちゃん、集まってくれたお客さん。ありがとうございました。
この気持ちを忘れないで、また帰って来ます。

ps.おんなのこお母さんがぼくの「うたってポン」という歌に振り付けしてくれて、保育園の朝の体操で踊ってくれているそうです。その保育園、なんと平井保育園というそうです。

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